Learn from Experience & Letter
経験者から学ぶ&交換留学派遣生からの便り

北村 佳子

ベトナム

勇気を持って行ってみることが大切

北村 佳子さん

繊維学部 先進繊維感性工学科 先進繊維工学コース
留学期間:2017年 8月 13日 ~ 2017年 8月 26日
留学先:FPT大学

留学先大学について

 FPT大学は企業によって設立された私立大学である。企業ということで、街中を歩いているとFPTと書いた看板をあちこちで見かけた。FPT大学は3つのキャンパスを持っており、今回私たちは3つのうちの1つであるダナン市にあるFPT大学の建物を利用した。留学生が泊まる専用の寮があり、生活も授業も全てその中で行われた。

学習面について

 授業はそれぞれの希望に応じてEnglishコースとbusinessコースに分かれて行われた。私はEnglishコースに参加した。このコースは英語に親しみ英語力を向上させることを目的としたコースで、様々なゲーム、ディスカッション、英語表現、文化学習などをした。また、ホームワークとして、毎授業後に授業で学んだことや感想などを5分間の動画にまとめる課題が出された。5分間も英語で話すことは最初は辛かったが、まだまだ流暢とは言えないものの、徐々に英語が出てくるようになったことが自分でも実感できた。

生活について

 基本的には寮の中で過ごすことが多い。平日は3食おいしいお弁当が出る。寮では他のプログラムに参加している学生も一緒に生活していた。部屋は2人部屋で、自分と異なる国から来た学生との組み合わせとなる。授業以外の時間は、プログラムの一環として、ダナンやホイアンでのフィールドトリップや、ビーチでのゲーム、キャンプが開催された。また、フリータイムには友人と買い物や観光をしたりなど、割と自由に行動することができた。

留学で得たこと

 今回のプログラムに参加したことで、海外に行くこと、英語で会話することのハードルが低くなったことは大きな成長だと思う。もっと英語や他の国について学び、色々な所へ行ってみたいと思った。またなにより2週間という短い期間だったが、たくさんの大切な仲間ができたことは、私の中での最大の宝物だといえる。

後輩へのアドバイス

 留学プログラムに参加することは勇気がいるかもしれませんが、きっと良い経験になると思います。海外に行ってみたいけどためらっている方には特に、このような短い期間のプログラムはおすすめです。このプログラムは英語力の条件は特にありませんでしたが、他の国の学生たちは英語はある程度話せる人が多いので、事前に学習しておくことをおすすめします。